電子情報通信学会 情報論的学習理論(IBIS) 時限研究専門委員会

新体制の発足について(2005年5月)

専門委員長 鈴木譲 (大阪大学)

2005年5月に2年の任期を終えた上田修功さんの後を引き継ぎ、私が2年の任期(2007年5月まで) でIBISの委員長をおおせつかることになりました。以下、自分自 身の目標をまとめてみました。全力で携わっていく所存です。よろしくお願いします。

1.研究のメリットを最優先に

IBISでは、これまでも、1種研究会に移行するか否かに関しては議論がありまし た。1種になれば、雑用が増える(研究会を年4回やらなければならない、学会本部 からのお願いが多くなる)、形骸化して今のコミュニティの勢いが鈍るなどが理由 で、時限研究会をさらに継続するという結論になりました。研究のメリットを求め てIBISのワークショップに参加している人が多数であることをあらためて実感しま した。委員長になって学会本部からのお願いがたくさんあることがわかりましたが、 屈せずにIBISらしさをさらに追求していくために最大限の努力をしたいと思います (2007年5月に更新するか否かは、そのときに専門委員会での議論があると思います)。

2.トップダウンよりもボトムアップ

私の方から、何かをしてくださいとお願いすることは何もありません。むしろ、 コミュニティ内部の問題を解決するためにお手伝いできることはないか、考える つもりです。逆に、何かをしたいという人がいれば、特にそれがIBISの守備範囲で あれば、自分の時間を割いて一緒に盛り上げていきたいと思います。とはいえ、 副委員長の樺島さん、幹事の竹内さんをはじめ、専門委員の方と個別に相談する 機会は多いと思います。皆さんに支えれらて、この仕事ができるということを忘 れないで進んでいくつもりです。

3.人材の交流を積極的に

研究のコミュニティは、人材が命です。良い人材が集まれば、良い研究が集まり、 ワークショップは有意義な討論の場となります。IBISは、小さなコミュニティで す。現在は、偶然にも、物理や数学などの純粋学問系、企業などのマイニング系、 言語音声画像などの応用系などがうまく調和をとっていて、優秀な人材がかなり そろってきたと思います。数年前から、同じ人にワークショップの運営や招待講 演が何度も回ってくるという危機感から、境界分野から人材を積極的に取り入れ ようという意識が高まってきました。ただ、まだ十分ではないと思いますし、対 象とする研究テーマも時間とともに変わってくる(COLTやUAIなどもそうです)ので、 満足せず、人材の発掘の施行錯誤を続けるべきと考えています。

4.IBIS開催の負担軽減を促進

次回IBIS開催の責任者を決めることが、スムーズではありません。年1回の開催 であっても、最初は準備にかなり時間がかかりました。ただ、開催のノウハウが まとまり、ルーチン化し、現在は必ずしもそうではなくなってきています。HP作 成や予算運用などに関して雛形をさらにわかりやすくまとめ、開催責任者がプロ グラム委員の人選、特別セッションの企画、招待講演者の人選、開催形式(合宿 or 大都市)などの意思決定に専念できるようにできれば、と考えています。